Wild on the Farmの菜園の畝で、インゲンに囲まれて育つカリフラワー
植物図鑑

カリフラワー:効能、食べ方、そしてオーガニックでの育て方

開く前に収穫する花——青みがかった大きな葉のくぼみに、ぎゅっと抱かれたクリーム色の花蕾。雲霧林の涼しさを愛し、低地の暑さをなによりも苦手とする野菜です。

栄養と効能

カリフラワー(Brassica oleracea var. botrytis)は、キャベツ、ブロッコリー、ケールの直接の親戚です。どれも同じ種で、何世紀にもわたる選抜によって形づくられてきました。私たちが食べているのは、まだ未熟な花序——何千もの花のつぼみがぎっしり集まった、引き締まった「花蕾(からい)」です。カロリーはとても低く、ビタミンCが豊富(生の一人前で、一日に必要な量のかなりの部分をまかなえます)。ビタミンK、葉酸(ビタミンB9)、カリウム、食物繊維も含みます。すべてのアブラナ科と同じくグルコシノレートを含み、この硫黄化合物は、切ったり噛んだりするとスルフォラファンなどの分子に変わります。抗酸化作用について研究されている興味深い成分ですが、だからといって野菜が薬になるわけではありません。脳と肝臓の働きに役立つ栄養素、コリンのよい供給源でもあります。注意点がふたつあります。発酵しやすい食物繊維が多いため、敏感な方はお腹が張ることがあります。また、ビタミンK拮抗薬タイプの抗凝固薬を服用している方は、食べる量を大きく変えず、一定に保つようにしてください。

この情報は教育を目的としたものであり、この植物の伝統的かつ一般的に知られている利用法をご紹介するものです。医学的な助言ではなく、資格を持つ医療専門家の指導に代わるものでもありません。薬用として植物をお使いになる前には、必ず医師にご相談ください。特に妊娠中・授乳中の方、お薬を服用中の方はご注意ください。

食べ方

カリフラワーは、長くゆですぎるのをやめたとたん、思っている以上におもしろい野菜になります。丸ごと、あるいは小房に分けて、オリーブオイルとスパイスでオーブン焼きにすると、キャラメルのような焼き色がつき、ナッツのような風味が生まれます。厚切りにしてフライパンで焼けば、野菜の「ステーキ」に。生のまま細かくおろせば、タブレやシャキッとしたクスクス風に。火を通してミキサーにかければ、とてもなめらかなポタージュや軽いピュレになります。フランス料理のベシャメルソースのグラタン、ジャガイモとターメリックで作るインドのアル・ゴビ、ピクルスやイタリアのジャルディニエーラにも使われます。やわらかい葉と芯も食べられます——炒めたり、焼いたり、スープに加えたり。捨ててしまうのはもったいないことです。蒸す、オーブンで焼くといった短時間の加熱なら、ビタミンCがよく残り、硫黄のにおいも抑えられます。このにおいは、とくに加熱が長引いたときに出てきます。冷蔵庫で1週間ほど保存でき、花蕾に水分がたまらないよう、頭を下にして置きます。

オーガニックでの育て方

カリフラワーは、キャベツの仲間のなかでいちばん手のかかる野菜です。種まきから収穫まで、途切れることのない順調な生長を求めます。

私たちの菜園のカリフラワー

カリフラワーは涼しい気候の野菜で、25℃を超えると花蕾がうまく育ちません。標高1,800メートルのオルケタの雲霧林は、ほかの土地では春と秋にしか得られない穏やかな気温を、一年じゅう与えてくれます。そのため、植えつけを何か月にもわたってずらしていくことができます。本当にむずかしいのは、雨季の水の多さです。私たちは水はけのよいレイズドベッドで育て、同じように湿気を好むナメクジとイモムシに目を光らせています。私たちの畝では、カリフラワーはインゲンのあいだで育っています。写真でも、青みがかった大きな葉とインゲンの葉のあいだから、クリーム色の花蕾が顔を出しているのが見えます。インゲンは地面を覆って涼しさを保ち、すべてのマメ科と同じように、カリフラワーがたくさん必要とする窒素で土を豊かにしてくれます。

相性のよい植物(コンパニオンプランツ)

避けたい植物

知っておきたいこと

本記事の著作権は Wild on the Farm(Boquete Cloud Forest Lodge)に帰属します。事前の書面による許可なく、複製、再掲載、再配布することを禁じます。 法的表示の全文を読む →